映像制作・編集をしていますしばいぬ店長です。
動画編集を始める方がとても多くなった今、同じくらいのスキルを持った編集者はゴロゴロすごい数います。
その中で少しでもお仕事を得ていく、単価を上げていくために使用する素材のクオリティを上げたり、時短につながるツールを導入することが重要だと考えています。
今回は優良な素材ストックサービスをいくつかご紹介していきます。
高額のスクールやコンサルを受けるのも一つですが、それとは別に編集まわりのアイテムを充実させて動画のクオリティアップと時短をはかりましょう!
特に決まったフリー素材サイトのみを使用している方は以下のような経験があるのではないでしょうか。
- 他の動画と画像素材や効果音がかぶってしまう
- 素材を検索して「これ使いたい!」と思っても実は有料だった
- どれだけ検索しても目的のものがヒットしなくてずっと捜し続けている
- 労力と時間を大幅に使い、結果時給が下がっている
編集始めたてのわたしがまさにコレでした…
こういった悩みは編集に必要なアイテムが揃った、定額制の素材ストックサービスを利用することでおおよそ解決します。
この記事を見ていただくことで、失敗しないサービス選びのお手伝いができればと思っています。
すべての素材が揃った「MotionElements」
画像、動画、音楽、効果音、編集ソフト内で使えるテンプレ、プリセットなど動画編集で必ず使用する素材がすべて定額で使い放題になっている、編集者のためのサービスがあります。
以降カタカナ書きですみませんが
モーションエレメンツはいくつかある総合型素材ストックサービスの中で数少ない日本のサービスです。
日本語非対応の海外サービスが多いので、英語まみれのサービスに抵抗がある方には圧倒的におすすめです。
定額無制限プランは年間契約しかありませんが、月々で考えるとかなり安いです。
画像やプリセットを個々で買うと1,2個でもう2~3000円はかかってきます。
各ジャンルのクリエイターが出品した素材を個別で販売もしていますが、定額サービス内に含まれている素材数だけでもなんと3,000,000を越えています!
もうモーションエレメンツだけで必要なものがすべてが揃ってしまう勢いですね!
正直提供されているテンプレートやプリセットと同じようなものを自分で作ろうとするとそれだけで半日、1日かかったりします。
それがポチッとダウンロードするだけで自分の動画に適用できるので圧倒的な時短になります。
時間とクオリティをお金で買うのは有効な手段です、それによって自分の収入UPにも繋がります。
もちろん商用利用OKです。
おまけに定額プランユーザーに向けた著名な動画クリエイターのウェビナーも月2回行われています。
定額制プランにどんな素材があるのかはオフィシャルサイトからご確認ください。
信頼できる音楽サービス
MotionElementsは総合的な素材サイトですが、音楽に特化した著作権フリーの素材サービスを1つご紹介します。
【“Artlist”という音楽素材ストックサイトになりますが、コチラのリンクから申し込むと1年契約プランに2ヶ月無料が付いてきます】
別記事でArtlistの良いとこ・う~んと思うとこ正直に書きましたので、気になる方は一度↓を見て良し悪し判断してみてください!
自分が制作した映像素材を販売することも!
モーションエレメンツの素晴らしいところは
PremierePro
AfterEffects
DaVinciResolve
FinalCutPro
Motion5
といった特にユーザー数の多い編集ソフトそれぞれのテンプレートやプリセットも取り揃えているところです。
なんだかんだ動画編集者にはAdobeユーザーが多いのでどのサービスや講座もAdobeソフトを使用したものが多かったりするんですが(私もAdobeユーザー)、他の編集ソフト用の便利なテンプレ、プリセットも充実しているのは他にないんじゃないかと。
そして、販売されている素材は基本クリエイターの方が制作して提供しているもの。
私たちも「いい映像ができた!」と思ったらそれにお値段つけて出品販売することができます。
出品したらどれくらいの収益になるのか気になるところですが、それについては「そらお」さんという方がブログで定期的に収益報告をしてくださっています。
『そらおさんの収益報告ブログ記事』
出品数は合計1,000コ以上という鬼の努力量…すごすぎます。
そして文章もめちゃおもしろいので楽しく読めます(^^
そんなこんなでモーションエレメンツは間違いないサービスです。
(唐突のシメ)
こんな感じで映像編集に関するアレコレを自身YouTubeでもお伝えしてたりしますので、より詳しく広く知りたい方はぜひどうぞ!
(唐突な宣伝)
■YouTubeチャンネル「🔰映像編集ワークショップ」
ベクター画像がダウンロードできるおすすめイラストサイト2選
私が実写よりイラストアニメーションを扱った動画制作をしているからというのもありまして、ベクター画像の素材をかなり多様しています。
なのでベクター画像を使ったイラストアニメーションに欠かせない2サイトをご紹介します。
どちらも制限ありですが無料でも使用可能ですのでまずは無料で使ってみてはいかがでしょうか!
JPEG,PNG,ベクター形式から選んでダウンロード可能な「イラストAC」
いわゆるイラストストックサイトです、もうね、1番利用しています。
イラストACは無料会員になれば(Googleアカウント等があれば会員になれる)
- 1日のサイト内検索5回
- 1日のダウンロード数9点
- ダウンロードまで若干の待ち時間がある
という条件で無料利用することができます。
そんな頻繁に使う方でなければ正直無料会員のままで問題ないかと思います。
無料会員だとダウンロードできない、という素材はありません。
ただ、時短を図りたい人や多くの素材を扱う人にとっては有料会員になることをおすすめします。
本当に良い素材がたくさんあるのでついイラストACからガンガン素材を集めてしまいます。
いざダウンロードしようとして”今日はこれ以上ダウンロードできません”となったら作業がそこで思い通りに進まなくなりますよね。
そういうストレスは仕事をしてく上で絶対になくしていくべきです。
とにかく、ベクター画像をつかってAfterEffectsでアニメーション、インフォグラフィックスをつくるならめちゃくちゃ便利なサイトです。
(すべてがベクター形式ではないですがベクター形式のものが大半です)
普通に画像として使用するにも、かわらしいものからオシャレなものまでかなり種類豊富ですし日本人のデザイナーさんが多く制作しているので日本人が好むテイストのイラストが多いです。
キャンペーンなどもあるので時によって料金は変わってくるかと思いますが、年契約すれば月¥1,000以下でダウンロードし放題です。
そして、なんとも嬉しいのは姉妹サイトの素材ダウンロードもすべて無制限になるという点!
この2サイトの素材も無制限ダウンロードとなります、めちゃありがたい。。
私はこのサービスのおかげでGoogle検索からフリー素材を必死に探す日々から開放されました。
ビジネスで使用されるタイプのベクターイラストが豊富「Freepik」
料金がユーロ(EUR)表記なので相場によって微妙に料金は変わってきますが、だいたい・・
イラストACとほぼ一緒の料金システムですね。
イラストは基本ベクター画像でその他に実写の画像も豊富です。
Freepikではいかにも海外っぽい素材が無料でダウンロード制限なく利用できます。
その代わりFreepikでは王冠マークの付いた素材は有料会員じゃないとダウンロードできないようになっています。
あと無料会員は、商用でなくてもFreepikのイラストを使った作品を公開する場合は
『Freepikの画像を使っています』ろいう帰属表記が必要になるのでそれだけご注意ください!
素材をダウンロードするとURLとその旨が表示されます。
私はイラストACをメインに使用しながら、たまにFreepikと見比べて良さそうな素材がある方を選択してダウンロードしています!
まとめ&お知らせ
■すべてが揃う素材ストックサイト MotionElements
■イチ押しの イラストダウンロードサイト【イラストAC】
今回はモーションエレメンツと、イラストサイトを2つご紹介しましたが、素材のクオリティがアップすれば動画自体のクオリティもおのずと上がります。
正直モーションエレメンツで動画作りに必要ないろいろは事足りてしまうのでアレコレ他のサイトを紹介する必要がなかった訳ですが…
もちろんスキルや知識量、努力量で他の編集者と差別化することが望ましいです、それに良質な素材が加われば成長にブーストがかかります。
忙しい現代人はお金より時間に価値を感じる方も多いと聞きます。
高速道路に乗るのと似ていて、時間の問題をお金で解決するこういった選択も映像を仕事にしていくのならば有効なのではないでしょうか。
目標に近づくために困難や選択は多いですが、がんばっていきましょう。
私も知り得たことはブログやYouTubeに出していきます。
AfterEffectsちょっと気になるなーという方は一度チェックしていただけると幸いです!
ためになったらチャンネル登録、グッドボタンも押してね!(YouTuberっぽい)
それではまたっ!